ピースサインのポージング
カメラを向けられていることに、子供が気づくと、ピースサインをして、顔をお澄ましというのであろうか、表情を作るようになった。気付かれないように写さない限り、ピースサインの写真ばかりになってしまう。たまにならばいいが、ことごとくそのようなポーズの写真となるのは面白くない。
写真を写されるのは、照れくさいというか、ちょっとしたプレッシャーを感じるので、照れ隠しにポーズするというのは理解できる。でも、照れ隠しというよりも、写真を撮られるというのはそういうことだと思っているようだ。友達も同じように撮られているのであろう。
そもそも、ピースサインはなぜやるのか? 緊張をほぐすために、すぐにできるポーズがあるのは役に立つ。表情を作るために「チーズ」というのもあるだろう。ただし声だけだと、手の置き場の解決にならないので、手を使ったポーズが使われるというのも合点がいく。
調べてみると、小顔に見せるためのテクニックとしている人がいることも知った。手を前に出すことで、相対的に後ろにある顔が小さくなるということらしい。
顔のシワを出さないように手で押さえる人もいるようだ。この場合は、手を顔に添えるのであろう。
ポーズにはいろいろあるけれど、なかでもピースサインをされるのが最も気になってしまう。なぜだろう?
よく好まれて頻繁に見るから気になるのか、ポーズ自体に気になる要素があるのか? 主に日本で使われているという事実がいけないのか?よくわからない。
ところで、子供写真をブログで公開している人は、撮る方も撮られる方も慣れているのか、ピースサインを見ることはない。ちょっとしたモデルの用に、自然に振る舞うか、面白いポージングをしている。素晴らしい。