子供の成長写真を自己満足できるものにするために収集した情報を、ここに記録するつもりで、はじめましたが…。

断りがない限り、写真と本文は関係がありません。

入門用の道具を買うべきなのか?

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写真の世界に入ろうと、新たに一眼レフカメラを買おうとしている人に対して、よくあるアドバイスは2種類に別れるようだ。

A) 最初はエントリ機のカメラを買うべき
B) 最初からできるだけ良いカメラで始めるべき
A) 最初はキットレンズ付きカメラを買うべき
B) キットレンズ付きはやめて最初から良いレンズを買うべき

といった、A)「最初は」とB)「最初から」の二つだ。

カメラに限らず同じような議論は、楽器やスポーツなど道具を使う他の分野でもあるでしょう。何か始める場合に、A)費用を抑えた入門用の道具から入るか、B)より多く投資して長く使える道具を選ぶかという議論である。

AとBは正反対の主張のように聞こえる。しかし、いずれも無駄な投資を避けるために意図された考え方だ。 Aの方は、長続きせずにやめちゃったという時、最初に投資した金額が大きくなるリスクを避けている。 Bの方は、最初に安い物を買ったが、すぐに物足りなくなり、より良い物を買い直して、最初の投資が無駄になるリスクを避けている。

最初にかけられる余地が全くないならば、Aしか選択肢がなく悩まなくてよい。逆に、お金はいくらでもだせるという場合は、私の回りには存在しないようだ。ちょっと無理すればもう少し出せるが、他にしわ寄せがいってしまう、という場合が最も悩ましい。

長続きしないのか続きそうなのか、前もってわかっていれば、撮るべき態度は決まるが、実際はそうでないので悩ましい。

続けられないのを前提とするならば、最初から手を出さなければよいだろうというのも正論だが、やってみないと、続けられるか分からないというのが事実であろう。

ただし、最初に安いものを買うと、その道具の物足りなさが原因で楽しめずにやめてしまう可能性もあるかもしれない。最初に良い物を使うと、その良さから楽しくなって自然と続けるかもしれない。また、最初にお金をかけておくことで、やめるにやめらないという、退路を塞ぐ考え方もある。

今のところは、意気込みがあるなら、ちょっと頑張って最初から投資しちゃえばという立場である。道具が原因で、やめてしまうというシナリオが、金銭以上に一番もったいない気がするからだ。