子どもの写真には惹かれるのだけれども…
写真の上達のためには、良い写真をたくさん見るのがよいとのことで、努めてWebにあげられている写真を探しては眺めている。
多くの人は子どもの写真を公開するのはためらわれるのであろう、公開しているサイトの数自体は多くはない。しかし、見つけた写真はことごとくクオリティが高くて驚かされる。コンテストの常連さんが多いようだ。それぐらい自信があるか、発表することに価値を見出している人が、公開するのはためらいを乗り越えてアップしているということであろう。
子どもの写真には、いい写真だなと心から感動できる。参考になるなとかいう前に、「いいなー」という感情が先に出てくる。結果、構図がどうの、露出がどうの、光の取り入れ方が道野などと、勉強すべき項目は頭に残らず、よかったな~という印象だけ残してブラウザーを閉じている。
それに比べると、風景写真や、スナップは綺麗だなと思っても、感動まで行く写真は少ない。プロが写した写真や、大きなコンクールで入賞するような写真でもそうだ。 見る側の自分に、良い写真を楽しむだけの素養が十分には無いのであろう。 「写真が趣味にはなっていないなー」とも再確認しているところだ。
引き換え、子どもに対しては、何かがあるのだ。 子どもを持って自分が変わったことの一つに違いない。
子どもを虐待したなどのニュースを聞くと、今ではいたたまれない感情をいただく 。子どもを持つ前には、ここまでは感情移入していなかったなーと思い出す。
Webばかりではなく、プリントされた写真を見るべきなのかもしれない。 下にリンクしたような写真展に行くのも良いのだろう。