子供の成長写真を自己満足できるものにするために収集した情報を、ここに記録するつもりで、はじめましたが…。

断りがない限り、写真と本文は関係がありません。

ビデオカメラ HC-W850M 試用中

パナソニックさんから借りたデジタルビデオカメラW850Mを使用しています」

Panasonic デジタルハイビジョンビデオカメラ 内蔵メモリー64GB ブラウン HC-W850M-T

はてな東京オフィスで、ビデオカメラ新製品を堪能!」お父さんブロガーイベントの一環で、W850Mを1ヶ月お借りしている。ワイプ動画という面白い機能があるHC-W850Mのレビューではあるが、ビデオカメラ自体が初めてなので、個人的にはビデオカメラって自分に必要かの判断が興味の中心になる。

やはりビデオカメラはあると便利。リビングの片隅に置きっぱなしだが、ちょっとしたことでも手を伸ばし、ディスプレイのついた蓋を開いて、ボタンを押せば録画が始まる。ビデオカメラに慣れた人なら当たり前だろうが、蓋を開ければ電源オンというのは、いい。スチルのカメラだと、レンズの蓋を外して、電源入れて、設定して、さて撮影という感じで、手間が全然違う。設定の方は全くいじらず、初期設定のままで使っている。構図も気にせず、お気楽モードで使っていたっていう面もあるが。

HC-W850Mは画質も売りだけあり、動画はもちろん綺麗だし、静止画の写真もコンデジと同じ程度の印象で、子どもの記録はこれだけで十分という人は多いはず。これまでデジカメで動画を撮っていて、画質も十分じゃないかと思っていたが、比べてみるとカクカクと画像が引っかかる感じがたまにあるが、ビデオカメラにはそんなことはない。

単焦点レンズをつけた一眼レフの写真とは、さすがに画質が違うがこれは当然で、そういう写真がほしい時には、一眼レフを持ち出せばよいだけの話であろう。

HC-W850Mイチオシのワイプ動画機能だが、これはあれば是非使いたい機能だ。メインの被写体にプラス1画面できるのは面白い。お借りしている期間、ほとんどすべてワイプ動画付きで撮影した。サブカメラがないと、こっちを撮って、さてこっちはという感じでカメラを振って撮る必要があるが、それが不要だ。しかも、同時に2つの方向を撮るのは、2個カメラがないと絶対に無理。

そしてワイプ動画機能といっているが、静止画にもワイプを入れられるので、アップと引きと同時に撮影した写真も撮影できる。まあ、ワイプの方は画像が小さいので、観賞用というよりは状況説明的な絵に限定されるかな。

最初に、パナソニックさんからワイプ動画にはこんな使い方があるよ、というサンプルがあってそれを超えた使い方を模索して、
・ 乗り物に乗って、進行方向と乗車中の子ども
・ プレゼンの練習で、発表者とプロジェクターの画面
などと、考えてみたが、試す機会がなくてチャレンジできていない。

2月の大雪の時に子どもが急な斜面でソリをしていたが、その時は、顔のアップと、体全体でとってみたかったなあと、残念。あとは、運動会で、走っている表情のアップと、隣の人を入れた引きと、合成した映像をとりたいという気持ちは強かった。こちらを試すには、W850Mを買わないといけないということになる。

使う前は、1つの画面でも構図など考慮しきれないのに、2つの画面など制御しきれるかと心配したが、こちらは思っていたほど戸惑わなかった。正直、構図にシビアになっていなかったが、サブのカメラはなんとなく入っていればよい、という感じで、メインの画像に気を向けていればよい印象だ。ちょくちょく、サブのカメラが被写体を外してしまうし、撮影者の顔をサブカメラで撮ろうとすると、はみ出していることの方が多いが、もともとサブは小さい画面なのでダメージは少ない。

気をつけるのは、メインカメラを構図を先に決めてしまいがちだが、サブカメラがズームしない固定焦点距離なので、撮影位置の制約が厳しい。先にサブカメラで写したい画角からカメラ位置を絞って、次にメインカメラの構図をズームを駆使して決めていく順番がいいようだ。

サブカメラを向けられる方向の自由度はあまり高くないが、通常は困ることは少ない。唯一、 作業している人を、メインで手元と、サブカメラでバストショットの組み合わせで撮ろうとした時に、サブのカメラに被写体を入れると、どうしてもメインのカメラの手元のアップが真ん中に来て、ワイプ画像を避けた場所に入れるのができなかった。

ちょっとお値段が高く感じますがワイプ動画は面白いので、ビデオカメラに予算が割ける人は、HC-W850Mお勧めです。