効率の良い写真セレクション方法
撮った写真はすべて保存するわけではない。後で見る価値のない、ピンボケ、手ぶれ写真は量産してしまうので、保存しない写真を削除するための選別作業をする。 選別しないと残したい写真が、ゴミに埋もれて管理できなくなるからだ。
そこで、撮った写真を一枚一枚見ながら選別するのだが、同じシーンで構図や露出、ホワイトバランス、絞り(シャッター速度)などを変えて、撮り直したものが何枚もあったりする。 同じシーンの写真を比較すると、時間的に後から撮った写真のほうが、前に撮った写真よりも保存しておきたい写真となっている。念の為にもう一枚という場合もあるが、目を閉じたりなど、ちょっと失敗したために撮り直している場合が多いからである。
そして前から順番に写真を見ていき、「よし次こそ、もっといい写真が出てくか」と思っていると、途端に別のシーンになっていると、がっかりして、後戻りを強いられる。 表示が早くて、行ったり来たりが瞬時にできる環境で作業していればストレスはないが、大概は、行ったり来たりの度に、ちょっと待たされることになり、いらいらしてしまう。 比較した結果、納得の写真がなかったという結果の場合には、いらいらはなおさらである。
去年(2014年)の情報にはなるが、こんな写真の選択効率を良くするコツが紹介されていた。 時間を逆順に、後から撮影した写真を先にチェックしていく方法である。*1
大抵は、同一のシーンの中で、最もよく撮れたと撮影時に判断した写真が最後になっているので、 逆順に見れば、先にでてくる写真が、最も期待できる写真といえる。 最後に、期待できる写真をチェックできるので、 後は、その最終作品と比較して、前の写真を比較して見ていけばよく、 後戻りの少ない効率よい写真確認ができるという理屈だ。納得。
納得したので、実際にやろうとしてみている。 でも、長年やってきた前から見ていく癖は、なかなか抜けないんだよな。